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日本人にとっての米

稲作が発達するにつれて、食生活が安定し、食糧を蓄えておくことが可能になったので、米をたくさん所有する者が次第に権力を握るようになっていきました。

大和朝廷が全国を統一し、邪馬台国として日本で初めて政府を作った頃、稲作は全国に広まっていました。

米=富とされ、以降明治時代の初期まで、米は税としての役割を担ってきました。

江戸時代には、藩の大きさを石高で表し、給料も米で支払われていました。

各時代の権力者たちは、水田を含む領地をめぐって合戦を繰り返し、また稲作を発展させるための政策を行ってきました。

政治、経済、庶民の生活の広い範囲で、米は重要視されていたのです。

それでは、日本人が米を食べるようになってから、現在に至るまでの歴史を見ていきましょう。


明治時代

外国からの技術を取り入れ、農業改革が進み、米の生産量は著しくアップしました。

また人口が増加し、国民の生活レベルがあがったことにより、米の消費量も飛躍的に伸びました。

やむをえぬ場合のみの代用食として麦を使う以外は、日本人の主食は白米になりました。

これらの流れを受けて、現在私たちは白米を食べているわけですが、ダイエット食として玄米が食べられるなんてことは、昔の人は想像もしなかったでしょうね。

こうして米と日本人の歴史を見ていくと、普段食卓でごはんを食べるとき、何か感謝のような気持ちで食べることができるかもしれません。